カルテ・医療記録とCT・MRI等の画像

医療事故調査では、診療録の文章だけでなく、看護記録、検査データ、画像など複数の資料を相互に照合します。

1 「カルテ開示」で全部そろうとは限りません

事件によって、救急記録、麻酔記録、手術記録、ICU記録、看護記録、検査結果、紹介状、病理、画像データ等が必要になります。開示された資料の目録を確認することが重要です。

2 画像報告書と原画像は別です

CTやMRIでは、放射線科読影報告書だけでなく、必要に応じてDICOM形式等の原画像を検討します。後から指摘できる所見が、当時の状況でも認識すべき所見だったかは別途評価します。

3 時刻情報を確認する

検査指示時刻、実施時刻、結果確定時刻、医師が結果を認識した時刻などは、診断遅延や治療遅延の検討に重要です。